自分の棚卸しをしよう

元職場である整体院から、おもしろいお仕事?をいただきました。
今後、整体院がリリースしていく、姿勢をよくするためのプロジェクトがあるのですが、
そこで使われる説明用パネルのイラスト描きです。
インターネットのフリー素材では限界があるし、
プロに頼むと時間かかりそうだから?(金額も?)とのことで、
そういえばなべちゃん絵が少しはかけるよねっていうことで声をかけてくれたのです。
ひだまりのお客様なら一度は目にされているかと思われる、ひだまり通信。
あれに描いている挿絵のレベルですが。
でもそれが一時的なものとはいえ、収入に結びつくとはびっくりでした。
改めて、自分ができることで少しでも人の役にたてるものがあってよかったと思いました。
最近ネットで読んだ記事に、これからは1つの職業でずっとやっていくということは
減っていくだろうというのがありました。
年金は減っていき、老後もそれなりに自分で稼いでいくことが求められる時代。
会社で雇われていても、いつ首を切られたり減給されるかわからない。
会社も未来を保証できないので、副業を認めるところも増えてきた。
自営業などで解雇の心配がなかったとしても、
社会の変化によっていつ食べていけなくなるか分からない世の中で、
1つの仕事や肩書きで安心はできないというものでした。
私は施術にヨガに書写教室にといろいろやっていて、
あれもこれもしているということがちょっと恥ずかしい気持ちになることがあると
前にも書いたことがあります。
本当は、ビシッと1つの職種で生計を立てているのが
その分スキルを集中させて質を高められるのではと考えるからです。
でもこの記事を読んで、そういう考えもあるのかとちょっと癒された気持ちになりました。
(もちろんやるからには中途半端はいけません。
お金をいただくなら、そのときはその仕事専任になって誠意をもって受けなくてはいけません。)
そんな記事を読んでまもなくの依頼だったので、
いろいろできることがあるのはいいこともあるなって思いました。
自分の人生の経験が、どんなふうに人の役に立ったり、喜ばれたりするのか。
ないものを新しく仕入れようとする前に、一度棚卸ししてみるのもいいかもしれません。